ボロボロの自転車
コロナコロナコロナ、、2ヶ月ほどは在宅しているような気がします。
元気に毎日ご飯食べてビール飲んでいます。こんなに健康って幸せなことかって改めて思いますね。
この引きこもり期間、毎日3食ご飯作るので料理の腕もあがったのでは?
とはいえ、旅行も全てキャンセルになってしまい、旅欲が高まり続けてますが、
ふと京都の特集を見て、自由に出かけられるようになったらまずは京都に行きたいなと思っています。
大学生になるまで、一人で何かをすることがとても苦手でした。
2年生になったとき何かを変えたいと思って、夜行バスで京都へ向かいましたが、一人旅なんて初めてなのに、ゲストハウスに泊まったのをよく覚えてます。
初めてなのに、割と騒がしいゲストハウスを選び、知らないおじさんたちと朝まで飲んで、ああ意外に1人でも楽しめるのかと自分の中で何かが弾けたというか、とても不思議な感覚でした。
それから色んな人に会うために年に2回ほど京都へ行っていました。ミーハーですが、やはり鴨川と下鴨神社はとても好きな場所です。
ゲストハウスから鴨川までは自転車で20分ほどなので、よく自転車を借りて市内を回りました。
好きなコースは、大徳寺から北大路をまっすぐ一乗寺は向かい、白川通を下り、京都大学のあたりを曲がって鴨川で休憩、大徳寺付近へ戻るルートです。
いつも借りる自転車はボロボロで、レンタルだしそんなものかなと思っていたのですが、
毎度街を回っていると、みんなボロボロの自転車を乗っているような気がしていました。
あまりピカピカの自転車を乗ってる人を見かけないというか、おじさんから可愛い女の子まで、ボロボロの自転車乗ってるんだなあって。
それは気のせいかもしれないですが、わたし的にはそれがとてもかっこよくて、新品のスニーカーより履き込んだスニーカーがカッコいい感じに似てるかもしれません。
さっき見ていた番組で、
京都はそもそも物を大切に使う、直して使う、サステイナブルな都市だよね
と言っていて、ふと京都の自転車を思い出し、なんとなく腑に落ちたので、ここに書いてみました。
ボロボロの自転車がカッコいいと思ってから、今でも高校生の時に買った自転車を乗っています。
かれこれ14,15年になりますが、錆びているフレームもまたカッコいいです。
たぶん2012年の春、鴨川